タイミング法を6周期終え、次のステップとして人工授精(AIH)に進みました。
先生からは「タイミング法の延長のようなもの」と説明を受け、そこまで大きなハードルは感じていませんでした。方法を変えれば妊娠できるかもしれない。そんな前向きな気持ちのまま、AIHをスタートしました。
結果的に、AIHは4回行いました。
かすりもしませんでした。
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AIHの流れ
基本的な通院の流れはタイミング法とほぼ同じでした。
・生理3〜5日目(D3〜D5)に受診
・卵胞チェック
・排卵が近づいたら排卵検査薬を使用
・陽性が出た当日、もしくは翌日にAIH実施
今回は卵胞を育てるために「クロミッド」という薬も服用しました。
AIH実施日は排卵検査薬の陽性次第。
直前まで日程が確定せず、予定は常に空けておく必要がありました。
採精は自宅で行い、実施時間の3時間以内に持参。
夫の仕事との調整も必要で、このスケジュール管理は思っていた以上に大変でした。
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初めてのAIH当日
受付で精子カップを提出し、調整を待ちます。
呼ばれたら、いつもの内診台へ。
処置自体はあっという間でした。
器具が入るのでいつもより不快感はありましたが、
「え?もう終わり?」と思うほど短時間。
思っていたよりもあっさりしていました。
だからこそ、どこかで思っていました。
これなら、いけるんじゃないか。
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3回目を終えた頃
ネットで目にした言葉。
「AIHで妊娠する人の多くは3回目までに成功する」
3回終わった時、結果は出ていませんでした。
ここで初めて、
私、妊娠できるんだろうか…
という不安が強くなりました。
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体外受精という“最後の砦”
次のステップは体外受精。
でも私の中では、
・本当に不妊の人がする治療
・最後の手段
・自分とはまだ少し遠い存在
そんな印象がありました。
当時は保険適用になった頃でしたが、それでも金銭的な不安は大きく、タイミング法からAIHへ進む時とは比べものにならない“壁”を感じていました。
それでも。
今やめたら、妊娠する術がなくなる気がして。
最後にもう1回AIHをやって、それでダメなら進もう。
そう決めました。
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4回目の失敗
結果は、陰性。
かすりもしませんでした。
このとき、ようやく覚悟が決まりました。
もう進むしかない。
希望を持って始めたAIH。
でも4回の挑戦は、私に現実を突きつけました。
そして、体外受精へ。

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