妊活中、生理がくるたびに「リセット」という言葉が頭をよぎっていました。
排卵日を予測して、タイミングをとって、そわそわしながら過ごす2週間。
そして迎える予定日前後。
少量の出血を見つけたとき、私はすぐには諦められませんでした。
「着床出血かもしれない」
「妊娠していても出血することがあるらしい」
そんな言葉を必死に検索して、自分に当てはまる例を探していました。
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少量の出血=リセットとは限らない?
妊活中は、本当に小さな変化にも敏感になります。
少しの茶色い出血。
ナプキンがいらない程度の量。
「まだ本格的な生理じゃないかもしれない」
「妊娠初期でも出血する人がいるって書いてあった」
検索履歴は、そんなワードばかりでした。
“出血したけど妊娠継続できた人”の体験談を読みあさり、
なんとか自分もそのパターンであってほしいと願っていました。
でも、数時間後にはいつもの生理の量に変わる。
その瞬間、現実に引き戻される感覚がありました。
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妊娠初期症状と生理前症状の違いがわからない
妊娠初期症状は生理前と似ている、とよく言われますよね。
・下腹部の重だるさ
・胸の張り
・軽い吐き気
・なんとなく体が熱っぽい感じ
少しでも何か感じると
「もしかして?」
「いつもと違うかも?」
と期待してしまう。
けれど、生理がくると「ああ、いつもの症状だったんだ」と気づく。
期待して、落ちる。
また期待して、落ちる。
その繰り返しは、思っている以上に心を削っていました。
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規則正しい周期だからこそ、余計に「なぜ?」と思った
私の生理周期は29〜30日前後でかなり安定していました。
生理痛も、薬を飲むほどではありません。
だからこそ、余計に思っていました。
「体はちゃんと動いているはずなのに、どうして?」
問題があるようには見えない。
でも結果が出ない。
生理がくるたびに、振り出しに戻されたような気持ちになりました。
“リセット”という言葉は、本当にその通りだと思いました。
1から、またスタート。
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夫に「今回もだめだった」と伝えるつらさ
排卵検査薬で予測して、通院して、
タイミングもお互い協力していました。
だからこそ、「今回もリセットだった」と伝えるのがつらかったです。
体の負担は、どうしても私の方が大きい。
でも、夫もまた、代わってあげられないもどかしさを抱えていたと思います。
私が「通院がつらい」「薬がしんどい」と言っても、
夫は代わることができない。
できることが少ないからこそ、
余計に申し訳ない気持ちもありました。
妊活は、自分ひとりの問題じゃない。
そう思うほど、リセットの重みは増していきました。
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それでも、リセットは「ゼロ」ではなかった
今振り返ると、ひとつ思うことがあります。
リセット=ゼロではない、ということ。
排卵できていたこと。
周期が整っていたこと。
体は、毎月きちんと働いてくれていたこと。
それは、何も起きていなかったわけではありません。
妊活中はどうしても「妊娠したか、していないか」だけに目が向きます。
でも、その間にも体は準備を続けていました。
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もし今、少量の出血を見て検索している方がいたら。
その気持ちは、とても自然です。
期待してしまうのも、諦めきれないのも、頑張っている証拠です。
リセットはつらい。
本当に、つらい。
でもあなたの体は、毎月ちゃんと働いています。
それだけは、忘れないでほしいと思います。

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