いよいよ不妊治療スタート。タイミング法で見えた現実。

手術後の経過観察で「問題なし」と言われ、

妊活再開の許可が出ました。

次の生理が来たら受診。

やっと、やっとスタート地点に立てた気がしました。

正直、このときの私はかなり期待していました。

手術で卵巣はきれいになった。

直接的な不妊原因ではないと言われていたけれど、

「これでスムーズに妊娠できるかも」と本気で思っていました。

ネットでも

“手術後すぐ妊娠しました”

という体験談を目にしていたので、

タイミングが合えばいけるだろう、と

どこかで軽く考えていた部分もありました。

タイミング法の基本的な流れ

私の通っていたクリニックでは、こんな流れでした。

・生理3〜5日目(D3〜5)に受診

・約1週間後に再受診

・卵胞の成長を見て、必要なら2日後などに追加受診

・「このあたりでタイミングを」と指示

・排卵確認後、生理が来たらD3〜5に受診/来なければ3週間後

とてもシンプルです。

あっさり始まりました。

通院が難しい場合は排卵検査薬も併用してね、というスタンス。

ただ、病院で処方される検査薬は

1回の受診で2本まで、1ヶ月最大6本。

正直、それだけで排卵日をカバーするには心許ない本数でした。

排卵日を中心に回る生活

「このあたりでタイミングを」

そう言われると、その数日が一気に特別な日になります。

今日かな?

明日かな?

基礎体温や体の変化に敏感になり、

排卵日付近はそわそわ。

そして何より大変だったのは、

“指示された日に確実にタイミングを取ること”。

こちらは先生の指示通り伝えますが、

夫にも仕事や疲れがある。

気分が乗らない日もある。

「この日」と決められることのプレッシャーは、

思っていたよりも大きなものでした。

タイミング法は“数打ってこそ”とも言われます。

だからこそ、

今日ちゃんとできるかな、と考えること自体が

少しずつストレスになっていきました。

夫はとても協力的でしたが、

きっと彼なりに大変だったと思います。

判定までの時間と、リセット

排卵後、生理予定日が近づくと

ほんの少しの体調変化にも敏感になります。

検索魔にもなります。

「これって着床症状?」

「いつもより胸が張ってるかも?」

期待と不安が入り混じる時間。

そして、生理が来た瞬間。

あれ?

という静かな現実。

それを夫に

「だめだった」

と伝えるのが、何よりしんどかったです。

自分の落ち込みよりも、

一緒に頑張ってくれた人に結果を伝えるつらさ。

これを6回繰り返しました。

半年で見えたこと

6周期、約半年。

正直、環境は悪くなかったと思います。

卵巣はきれい。

排卵も確認できている。

タイミングも大きく外してはいない。

それでも、6回続けてかすりもしない。

そのとき、初めて思いました。

この方法では難しい“何か”があるのかもしれない、と。

ステップアップを決めた理由

半年を終え、先生に相談しました。

次のステップ、人工授精(AIH)。

金銭的な負担もそこまで大きくは上がらず、

タイミング法の延長のような方法。

「やってみましょう!」

と明るく勧めていただき、

私たちも前向きに決断しました。

正直なところ、

少し吹っ切れた気持ちもありました。

方法を変えれば、いけるかもしれない。

当時はまだ、

“次に進めばすぐ妊娠できるだろう”と

どこかで軽く考えていた部分もあったと思います。

でも、少しでも早く妊娠したい。

その思いが、何より強かった。

こうして、私たちは人工授精へと進むことになりました。

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