「子どもはまだ?」親戚の集まりで起きた公開処刑。デリカシーのない言葉に傷ついた日

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「子どもはまだ?」という言葉の重み

不妊治療をしていて、心に突き刺さる言葉ランキングの上位に入るのが「子どもはまだなの?」という質問ではないでしょうか。

実は私も、この言葉で何度も深く傷ついた経験があります。今回は、親戚の集まりで起きた「公開処刑」のような出来事についてお話しさせてください。

大勢の前での「公開処刑」

それは、夫側の親戚が多く集まる場でのことでした。

賑やかな雰囲気の中、ある方が大きな声でこう言ったのです。

「〇〇(夫)のところは、子どもはまだか?そろそろか?」

当時は不妊治療中で、なかなか結果が出ずに一番しんどかった時期。しかも、大勢が聞いている前で大声で言われ、頭が真っ白になりました。心の底からやめて欲しかったし、今すぐ帰りたくて仕方がありませんでした。

「義両親も孫を欲しがっているからね」と個別にも言われましたが、そんなことは言われなくても分かっています。授かり物ですし、言われてすぐにできるなら苦労はしていません。ただでさえ慣れない環境で気を遣っているのに、追い打ちをかけるようなデリカシーのない言葉に、精神的にボロボロになりました。

2人目妊活中も続く、終わらないプレッシャー

そして実は最近、また同じような嫌な思いをしました。

同じ親戚の集まりで、次回の連絡をしていた流れの中、「その頃は2人目かな?!」とまたもや大声で言われてしまったのです。

周りで聞いていた方が「え、妊娠したの?」と勘違いしてしまい、後から「妊婦さんなの?おじさんが話してたじゃない」と個人的に聞かれる事態に……。否定するのも辛いですし、欲しくてもすぐにはできない今の状況を考えると、やはり気持ちが沈んでしまいます。

まさかの「グレードマウント」

さらに追い打ちをかける出来事がありました。

別の方も不妊治療経験者だと分かり、「分かってもらえるかも」と少し心を開いて「今、凍結胚があって……」という話をしました。

すると返ってきたのは、「あ、そうなんだ!で、グレードは?!うちの子はみんなAA(最高ランク)だよ!」という言葉。

まさかのグレードマウントに、一気に疲れが押し寄せました。辛さを知っているはずの人からそんな風に言われるなんて、本当に残念でなりませんでした。

「言わない」という優しさ

私の両親は、治療中も現在も、こうした話題を一切振ってきません。きっと心配はしてくれていたと思いますが、私たちの人生を尊重して見守ってくれていたのだと思います。今振り返ると、それがどれほど大きな救いだったかを感じます。

環境や世代、人柄もあるのでしょうが、今の時代、こうしたナイーブな話題を土足で踏み荒らすのは完全にNGです。

最後に

私は、自分の子どもには絶対に「結婚は?」「子どもは?」と執拗に問い詰めるようなことはしないと心に決めています。そして、我が子のパートナーになる方にも、絶対に同じ思いをさせたくありません。

人にはそれぞれ事情があり、タイミングや考え方があります。

知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまうことのないよう、私自身も言葉の重みを大切にしていきたいと強く思います。

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